ぼんやりお母ちゃんの白血病奮闘記

1歳の娘を残し、急性骨髄性白血病と突然闘う事になったわたし。長い入院生活等で思ったことを綴ります。

今では笑い話その2

2、外れる酸素マスクのチューブ


搬送された日から5日間、酸素濃度が低かったので酸素マスクをしていました。


初日のベンチュリーマスクってやつでしょうか。

夜中になり薄暗くなったICUで困ったことは、このベンチュリーマスクです。



お医者さんも看護師さんも出て行って一人きりのICU。

機械音が色々なって意識もぼんやりしているなか、疲れたのでぐったり目をつぶったと同時に、いきなり、チューブのつなぎ目が取れた!


あれ!?

プシュー、、、漏れ続ける酸素。

あれ?あれ?これってまずいんだよね?

苦しい中で、必死に手で離れたつなぎ目を探し、適当に互いを握りしめてくっつけるも、いまいち酸素漏れてる感じがする。。


あと、なんかつなぎ目に数値が書いてあったから、何か決まりがあるのかも。

適当にくっつけちゃいけない気がする。。



そうこうしているうちに私の酸素濃度が下がっていたようで、看護師さんがチェックしに来て、びっくりされる。


直してくれる。


また、外れる。



一晩この繰り返しでした。

いっそ外したいと言ったら、酸素濃度が低いからダメだと言われ涙目。




酸素マスクってとにかく暑い。

マスク内が、自分の呼吸と体温によって高温になり、とても湿度が高くて暑苦しい。

元々苦しい呼吸がますます息苦しく感じ、不快で不快で。


いや、生きるためなので必死にマスクしてましたけど、たまに息苦しくて顔に密着した部分に隙間を空けたりしました。

で、また関係ないつなぎ目が外れる。

なぜか怒られる。



その間にもオムツ替えで何度もナースコールしてたから何度も来てもらうの申し訳なくて、なんか最後の方は遠慮してオムツ替えの時までつなぎ目を手で握りしめて我慢しました。


ICUで、病気以外のところで悩むとは。

辛かった。。


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